DESPOJAPAN
漂白剤の
正しい
使い方とは



こんな悲惨な 外装メルトダウン、初めての光景!
でもディスポーザーは漏電せずに作動していた…
(モーター内部に水の侵入なかった?)が、外装は メルトダウン… どこからの水漏れか、上の写真 よ~く見てください。シンクと本体の"接続部"が 錆びていますね!!

ステンレスのシンク槽は
ピッカピカ に 光っている のに
ディスポーザー取付け部
ボロッ ボロ


「え、一体 どういうこと ?」
早速、お客様からヒアリング開始

(女医さん 又は 看護師さんも家に帰れば 主婦)
『 家に帰ると食事を作って、ディスポーザで ガ~~ッ・・・
でも うちのディスポーザーなぜか7~8年で壊れんのよね~
ビリビリ漏電して寿命→交換。
デスポジャパンさんのは9年使えたからもったほうだよ~
ディスポーザー使用歴30年。なんだかんだで数回交換』
(どこか不満そう)
原因は何だろう?
職場の病院では〝次亜塩素酸ナトリウム ➡ 塩素系漂白剤〟
(ハイター)を使って消毒。
手は、石鹸やアルコールで消毒を徹底するそうだ。
安全・衛生面で率先していただきありがとうございます。

家に帰ってキッチンで調理する時も、漂白剤 大好き。
うどん・ソバ・スパゲティを茹でて、お鍋の熱湯(100℃)をそのまま シンクに 注ぎこむ。
まな板で お肉を切ると、やはり雑菌の繁殖が 気になって…



100℃の お湯をかける。
これを 無意識に 何十回も 繰り返してきた ようだ … 。
ハイター(ブリーチ)による消毒 これが災いに



メルトダウン
塩素系漂白剤で"菌は死ぬ"けど誤使用は
金属も溶けてしまうのだ


2Lの水なら、キャップ半分程度! コロナが怖くても2杯も3杯も入れてはいけません
濃過ぎると金属までメルトダウン してしまうからです!
Q:漂白剤は使用禁止ということですか?

使用禁止ではありません。使い方の問題です!

まな板 100℃熱湯消毒したいなら、お水も出す!
排水口(ディスポーザー内)は、60℃未満に!!

住宅の排水塩ビ管の耐熱温度は一般的に60℃~70℃。
排水管に熱湯を連続して流すと、劣化や変形の原因となりますので、
水も必ず流しながら 湯切りしましょう
キッチンで 塩素系漂白剤(泡ハイター含) を使用したなら…
薄めて 排水口に 流します。《原液はかけない》数分で流し 長時間放置しないこと!
そこで
より安全な、酸素系漂白剤をご紹介します


酸素系漂白剤

酸素系漂白剤のしくみ
how to use
過炭酸ナトリウムを溶かすと、酸素が"泡"として発生し 汚れを落としてくれます。
水の温度が大切で、低すぎると 少ししか酸素の"泡" 発生しないので、効果が落ちる。
逆に熱湯で溶かすと、一気に酸素を放出する。瞬時に汚れを落としたいとき、
熱いお湯をかけることがありますが…最も効果的な温度は
40~50℃でつけ置き→酸素が効果的に発生します。
使用後は水と酸素・炭酸ソーダに分解されるため環境や人体への影響が少ない。
過炭酸ナトリウムは水に溶かすとアルカリ性の性質を持ち、油などの酸性汚れを中和して落とす効果があり、重曹やセスキ炭酸ソーダよりも PHが高いため より強力に洗浄。
塩素系漂白剤のようなツンとした刺激臭もないので、
キッチン回りの漂白や除菌、赤ちゃんの衣類の漂白にも安心して使用できます。
お風呂場の黒カビ除去に塩素系漂白剤+片栗粉

カビは、結局のところ 菌類の一部。
カビを落とす時には、何よりも 殺菌・除菌が重要。
ここで登場するのが「塩素系漂白剤」
漂白剤は除菌(殺菌)能力に加え 漂白能力があります。カビ掃除をするときは、片栗粉を混ぜてこすらずに浸透させてからお湯で流します。

【使用方法】塩素系漂白剤と片栗粉1:1を溶かしてペースト状にしたら、壁に塗りつける。(こすらない!)→ そのまま5分放置 →50℃のお湯で流すと カビ滅菌効果あり!

素手で触ると危険な薬品なので、手袋やゴーグルで保護してください。
手袋で手荒れを防止し、メガネやゴーグルをかけて
羽ね飛んだ液体で 目を傷めないようにしてください。


【まとめ】
キッチンシンクには 塩素系より
“酸素系”漂白剤
を使うべし
塩素系漂白剤は、風呂場やトイレの除菌・滅菌用 として使用します



大量の油を流さない。油分は浄化槽の負担を増加させるので控える。
排水口に流すようおススメしたいのは納豆菌・コーヒー粕やヨーグルト菌
下水管内・浄化槽のバクテリアが元気に活性化すれば、排管内部の洗浄、下水管の臭い防止、排水性の改善が期待できる
ディスポーザーの寿命は7年?
ちょっと、短すぎませんか?

7年は短すぎ。正しく使えば10~20年いやそれ以上使用できるメンテフリーの電化製品です。
(消耗部品はありますが、定期交換部品はありません)
①塩素系漂白剤 ②熱湯 ③油に気を付けます。